♪もう~い~くつね~ると~♪
\🎄ク~リ~ス~マ~ス~🎄/
ことしもクリスマスの足音が近づいてきました。
子供の頃と比べると街がクリスマス色に染まるのがずいぶん早くなった気がします。ここのところは自粛の傾向などで控えめになっていますが、いつもなら11月には街にクリスマスソングがながれはじめ、イルミネーションの明かりも輝きはじめていましたよね。
🎄クリスマスのごちそう
ところで、みなさんのクリスマスのごちそうって何ですか。
もちろん外せないのはクリスマスケーキ。でもこれはクリスマスディナーのデザートですから、ちょっと除外。訊きたいのはメインです。クリスマスの夕飯のメイン。
ローストビーフ。
わかります。
クリームシチュー。
寒い季節ですものね。
すき焼き。
ごちそうですもんね。和風ですけど。
いろんなごちそうが食卓を彩るクリスマスの夜。
でもその中でもこれはきっとみんながうなずくクリスマスディナーのメインといえば、これではないでしょうか。
🍗ローストチキンの想い出
ローストチキンです。
子供の頃、実家ではクリスマスの夜は骨付きのもも肉をひとり1本、オーヴンで焼いて、一緒に焼いた玉ねぎやにんじんに赤ワインを足したソースを添えて出してくれていました。それはそれは子ども心に夢のごちそうで、骨をもってぱくりとかぶりついたときの幸福感は今でも思い出せる気がします。
クリスマスの日はスーパーのお肉コーナーに、骨付きのもも肉が並ぶことも多いですよね。そしてたまに見かけるのが、丸鶏。これはまさにクリスマスならではの光景です。
ここ数年、友人宅のクリスマスパーティに呼んでいただいていて、毎年友人と焼くローストチキンはまさにそれ。鶏の丸焼きです。今回はそんな丸鶏のローストチキンのレシピを紹介します。
🍽ローストチキンのレシピ
🍗ローストチキンの材料(1羽分)
・丸鶏…1羽
・玉ねぎ…2個くらい
・にんにく…4~5片
・セロリ…1本
・にんじん…1本
・じゃがいも…5~6個
・オリーヴオイル…適量
・塩こしょう…適量
🍚詰め物の材料(作りやすい分量)
・ごはん…1カップ
・にんじん…1本
・水…1.5カップ強
🥄ソースの材料
・チキンを焼いたあとの香味野菜
・チキンの焼汁
・赤ワイン…1/2カップ
・フォンドボー…小袋1
・バター…10グラム
・こしょう…適量
①すりおろしたにんじんを入れて炊いたごはんを冷まして、鶏のお腹に詰めたら、爪楊枝で止めて、ごはんがこぼれないようにしておきます。
②オーブンは200℃にセットして余熱で温めておきます。
③玉ねぎ、にんにく、セロリ、にんじんを薄切りにしてオーブントレーに敷き詰めます。きれいに洗ったじゃがいもを皮ごと半分から1/4くらいに切り分け、真ん中に鶏を置くスペースを空けて散らします。じゃがいもは付け合わせ用です。
④鶏肉はこしょうを振ったら、皮目にオリーヴオイルを塗り、オーブントレーの中央に載せます。
⑤焼き時間は60分が目安。30分ほど焼いたところで、一度オーブンから取り出して、オリーヴオイルをもう一度皮に塗って焼きます。
⑥もも肉の肉厚な部分に竹串を刺して透明な肉汁が出てきたら焼き上がりです。アルミホイルで包んで15分ほど置いて、肉汁を落ち着かせます。
⑦ソースを仕上げていきます。オーブンのバットに赤ワインを注いで、ヘラで旨味をこそげ落します。
⑧赤ワインと玉ねぎ、にんじん、セロリの香味野菜を鍋に移して、アルミホイルの中にたまっているチキンの焼汁とフォンドボーも合わせて火にかけます。2/3くらいの量にまで煮詰めたら火を止めて、香味野菜を濾してからバターを溶かし、こしょうを振って味を調えます。
⑨鶏肉とじゃがいもをお皿に盛って、ソースを添えたらできあがりです。
鶏を丸ごと焼くとなるとちょっと大変な気がして、なかなか手を出しにくいかもしれませんが、いざ準備さえしてしまえばあとはオーヴン任せなので、手間より時間があればできるひと品でもあります。
ことしのクリスマス、よかったらチキンをローストしてみませんか。