玉子サンドにこだわろう。~トケイヤKitchen通信016

玉子サンドにこだわろう。~トケイヤKitchen通信016

トケイヤkitchen~美味しい話題をお届けします

2023/3/5

朝ごはんは毎日食べるわけではないのですが、食べるときはパン食派です。基本はトーストで、薄切りが好み。カリカリに焼いたパンにバターを塗ったら、レタス系の葉野菜を載せて、ハムとか目玉焼きとかオムレツとか、メインになる具をトッピングしてかじりついて、コーヒーと一緒に。これが朝食のイメージです。

🥪朝パンの王様サンドイッチ

そんな朝パンの中でもちょっと特別なのがサンドイッチ。トーストと違って、挟むひと手間を加えることで、豪華な朝食という気分になります。実際には載せるか挟むかという違いだけで、そんなに作る時間がかかるわけではないけれど、朝ごはんを用意するときに、作った実感が高い気がします。
それともうひとつ。サンドイッチを作るとき、食パンを生で使うバージョンが好きなのですが、そうなるとパンは買ってきてすぐのものが美味しい。トーストしたパンで作るサンドイッチももちろん美味しいのですが、玉子サンド、ハムサンド、トマトを使った野菜サンドなど、昔からある定番は生食パンのほうがしっくりくるんですよね。
玉子サンドはひと口に玉子サンドといっても、いくつかバリエーションがあります。たとえばオムレツにケチャップをのっけて挟むのも玉子サンドなら、目玉焼きを挟んでも玉子サンド。でもなんといってもこれこそ玉子サンドというナンバーワンは、ゆで卵をマヨネーズで和えて挟むスタイルでしょう。

🥪こだわりの玉子サンド

卵は沸騰したお湯に、冷蔵庫から取り出した卵を入れて全体をかき回したらそのままぐらぐら沸かしながら8分くらい。黄身が固まり始めたくらいの茹であがりがポイントです。完全に固めてしまうなら12分くらいが目安ですが、その一歩か二歩手前くらいの茹で加減が、マヨネーズとよくからむんですよね。
逆にラーメンの味玉みたいなとろとろの黄身に仕上がる6~7分の茹で加減だと、今度は黄身がマヨネーズと一体化しすぎて、玉子サンドなのに卵の部分は白身しか存在感がなくなってしまいます。なのでやわらかすぎず、固すぎずを目指します。
卵は茹で上がったら殻にひびを入れて水にとり、少しおいて殻をむきます。まだ卵がほんのり熱いくらい。この余熱があるうちに、ボウルに入れたらフォークの背を使ってつぶしたら、バターをひとかけ。これがポイント。このバターが味にコクと深みを加えます。
あとはマヨネーズをたっぷり、食感をプラスする玉ねぎのみじん切りを少々。こしょうを振ってよく混ぜます。塩はお好みで。バターは有塩のバターで、マヨネーズも使うので、塩はなくても物足りなくはないと思います。
食パンは生の白くてふかふか状態。そこにからしマヨネーズを塗って、お好みでバターも。今回は卵の中にバターを混ぜ込んでいるので、なくても香りはしっかり感じます。パンの上にレタス系の葉野菜を広げたら卵フィリングをたっぷりと。
さあ、こだわりの玉子サンドの完成です。朝の美味しいひと口をどうぞ。

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